【IPアドレスとは】
IPアドレスとは「Internet Protocol address(インターネット プロトコル アドレス)」の略称で、(アイピーアドレス)と呼びます。つまりIP(インターネット・プロトコル)においてパケットの送受信する機器を、判別するために付けてある住所(識別番号)のことです。この識別番号により、どこから(誰から)接続されているのかを区別します。
このIPアドレスは、インターネットに接続する毎に毎回変わる「動的IPアドレス」と、何回切断・接続を繰り返しても同じ番号で接続される「静的IPアドレス(固定IPアドレス)」があります。
IPとは?
IP(Internet Protocol)とは通信プロトコルの一種で、現在利用されているものはIPv4(インターネット・プロトコル バージョン4)で後継のIPv6は2013年現在、実用実験が行われている途中です。IPv6に移行すれば約3.40×1038個のIPアドレスが利用可能になるため、IPアドレスが足りなくなることは、当分の間心配なくなると言われています。
通信プロトコルとは?
通信プロトコルは日本語で「通信規約」もしくは「通信手順」と訳されており、通信つまり機器と機器との間でデータのやり取りをする時に規定されている決まり事のことです。ネットワークを通してあるいは機器と機器を直接つないでデータのやり取りをする時に、通信プロトコルが定まっていないとデータのやり取りができません。
通信プロトコルは第1層(物理層)から第7層(アプリケーション層)まであり、IPは第3層(ネットワーク層)に属します。例えば第1層(物理層)には電話線や光ケーブルが、第7層(アプリケーション層)にはHTTPやFTPが所属しています。